夢なら醒めてくれの巻
最近変な夢ばかり見ます。僕は今まで良い夢を見たことが無く、見る夢見る夢が悪い夢だったり、訳の変わらない夢だったりばかりです。そういう夢を見た朝はすごい疲れてるものです。
僕の場合夢をよく見る時期と夢を全然見ない時期というのがあって、今はまさによく見る時期に入っています。
最近見た変な夢の一つ目は、ジ○スのマネージャーさんに誘惑された夢です。どんな夢だったのかといいますと、場面はいきなりそのジ○スの中からで、いつも英語でしか会話してないから(当たり前やけど)、じゃあたまにはみんな日本語でチャットしようかということになって、みんなで喋ってました。そうしているうちにだんだんみんな別々にだらだらとしゃべり出してマッタリモードに突入したんですが、僕がボーっとしてたらいきなり美人マネージャーさんが隣に座って僕にもたれ掛かってくるのです。そして「仕事が忙しい」だの「休み少ない」だの仕事の愚痴を言ってきました。僕はまいったなぁと思いながら慰めていました。周りの人はというと、時々こちらを向いてニヤッとしているのです。全くやな感じの人たちです。そうして何とかして流そうと思い、話を逸らし逸らししていると、だんだん雰囲気がヤバくなってきて、とうとう誘惑されそうになってきました。僕は「ヤバっ」と思い、とっさに「時間もいい感じになってきたんでそろそろ帰ります」的なことを言って、早足で階段を下りていきました。そして4階くらいまで降りてきたとき、後ろで足音がダダダッとしました。なんだと思って後ろを振り返るとそこにはなんと、さっきのマネージャーさんがすごい形相で追ってくるのです。僕はあわてて走り出しました。足音は遠くなりません。そこで僕はエレベーター専用出口から出ようと思い、2階でエレベータに乗りました。エレベーター専用出口は階段出口の反対にあります。そうしてやっと一階に降りて助かったと思っていると、カバンを忘れてきた事に気づきました。中にはそんなたいそうなものも入ってなかったのですが、ちょっと心に余裕が出来ていたのでしょう。「マネージャーさんはエレベーターで待っているから今の内に階段で上がって取りに行けばすれ違って取りに行けるぞ」と。僕はさっそく階段を駆け上ってジ○スへ行きました。そしてカバンを見つけて取り上げると、いきなり向こうで喋っていた人がこちらを振り返り、「今久保君、残念だったねー」といいました。僕はそこではっとして階段の方を見ると、上の方からマネージャーさんがまさに目を光らせて仁王立ちしているじゃありませんか。…そしてその後の夢の記憶はありません。その後どうなったのか考えると変な汗出てきます。
しかもその日の夢はその夢も含めて豪華三本立てでした。他の2つは覚えてません。変な夢だったことだけ覚えてます。
二つ目は、オバハンに定期券を奪われたというもので、僕が学校帰りに改札口を出ようとして通した定期券を取ろうとすると、定期券がないのです。おかしいなと思って前を見ると、ブサイクなオバハンが立っています。そのブサイクさといったら、鼻の穴がでかくてでかくてとにかくブサイクでした。僕が定期返してくださいというとオバハンは「取ってないわ」と言い張るのです。「いや、取ったでしょう」というと、もう一度「取ってないわ」といって足早に去っていくのです。僕は駅員さんが横にいたので、駅員さんをどういうことかと問いつめました。ヤツは何物なのか。あんなのをほっぽっているのかと。すると駅員は「私たちもよくわからないんですよー。私たちも困ってるんです」といいます。僕はそんなんやったら金返せといってお金を返してもらいました。そしてプラットフォームに行くとまさに電車がそのオバハンを乗せて去っていきました。夢はそこで終わりです。とにかく腹が立ちました。
あと一番新しく見たのは、飼っているネコを電子レンジの中に入れるというものです。
夢の中で白のネコと黒のネコを飼っていたのですが、雨で濡れて帰ってきたので、とりあえず電子レンジの中で乾かしやと言って二匹を放り込んだのです。そして僕が部屋の中でボーっとしているとチンという音が聞こえてきました。間違えて電子レンジを動かしてしまってのでしょう。僕はあわてて二匹を取り出すと、二匹ともペシャンコになっていました。ガクッとしていると、あーあやってしまったなと友達が来ました。僕が死なせてしまったよというと友達は、「その黒い○○○○(ネコの種類の名前)は体の水分が失われると仮死状態になるから、また水をあげると元に戻るよ」と言うのです。僕がそんなバカなと言うと友達は二匹のネコに水をかけ始めました。すると黒い方がまるでインスタントのように見る見るうちに戻って行くじゃありませんか。そして最後にはニャーと言ったのです。僕はビックリしました。じゃあ白い方は?と友達に聞くと、それは直らへん種やねんだから死んでるわ。と言いました。僕は白にごめんよ…って謝りました。夢はそこで終わりです。なんじゃそら。意味が分からないですね。
こういう感じで色々な夢を見てきたわけですが、いままでの中で一番悲しい夢をいまだに覚えてます。それは母が死んだという夢です。
母が危ないという知らせを聞いて、僕と弟が病院に行くと、照明が暗い病院の受付の所に父が立っていました。父は「もう言葉を交わす事は出来ないかもしれないけど、お別れの挨拶をしなさい」と言いました。僕と弟は母の病室を目指して早足で歩き始めました。廊下はとても長く歩くたびにコツンコツンと音がします。とても冷たい感じがしました。その音を聞いていると、その音に合わせて色々な母との思い出が思い出されてきます。まるで走馬燈のように。誕生日の想い出、一緒にオペラを見に行ったこと、喧嘩をしたこと。でも、それを思い出す自分は恐ろしいほど冷静でした。自分でも「僕は冷静だ」と思ったほどです。そうして母の病室に入ると、母が静かに横たわっていました。静かな顔でした。でも、母を目の前にしても僕は冷たいほど冷静でした。ただ、「もう、会えないんだな」と思いました。すると不意にさっきの走馬燈の続きが巡り始めました。おしめを取り替えてくれた母、泣いたときにあやしてくれた母、僕の世話を嫌な顔一つせずにしてくれた。するといきなり大量の涙が溢れてきて、視界がゆがみました。「愛していた…母を愛していた」。どうしようもない思いとくやしさが胸を締め付け、僕は崩れ落ちました。涙は拭っても拭っても止まりませんでした。
その夢はそこで終わりです。ともかくすごいインパクトがあったので一生忘れないでしょう。
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